旅行記第81弾 2009/08/20〜08/22

1日目(2/2)2009/08/20

倉敷

ここも似たような建物が続きます。星野仙一記念館なる建物が見えます。地元倉敷出身のようで記念館が造られたのでしょう。
道路に面した建物はきびだんごでおなじみの老舗 廣栄堂本店。

このまま道なりに進むと大通りに面した交差点となりますが、ここで終点となります。ここから今度は対岸に移り、引き返します。こちらは比較的飲食店系のお店が多く目立ちます。

この川に面した通りの脇をぬけ、もう一つの通りも同じく昔ながらの町並みが続きます。どちらかというと街の商店街という印象が強いです。こちらも白壁の建物が多く建ち並んでいます。このまま駅の方に進み、公民館から再びメイン通りに合流して駅に戻ります。


【行程】

5.山陽本線:倉敷14:29−特急 やくも16号→14:40岡山


偶然にも帰りも特急「やくも」で、岡山に戻ります。岡山から宇野線に乗るのですが、乗り換え時間を利用して市内電車に乗ってみることにします。しばらくは市街地を進みますが、やがて旭川を渡ると大きなビルもなく、住宅地が広がります。20分ほどで終点の東山電停に着きます。しばらく周辺を散策していました。

東山電停では新型車両との顔合わせ。もうちょっと早く出ていれば乗れたのですが、残念。
後ろに見える丘は東山公園です。

散策をしていると帰りの時間がちょっと厳しくなり、大急ぎで岡山駅へと戻ります。ホームに降りると丁度電車が到着してきた時間でした。


【行程】

6.宇野線:岡山15:46−普通→16:07茶屋町
7.宇野線:茶屋町16:11−普通→16:34宇野


115系3両。車内はリニューアルされ、223系などと同じく転換式クロスシート車両。転換式とはいってもドア付近は固定なのでどうしても向かい合わせとなる箇所が出てしまいます。なのでまず2人掛け席から埋まり、その後4人掛け席が埋まります。JR東海の313系5000代のように全席転換式にすればいいのですが。

ちなみにこの反対側の車両は先頭車両改造されたちょっと不細工な格好をしています。

すぐさま山陽本線を乗り越し、高架を進みます。大元手前で複線となり、最初の停車駅である大元で大勢下車していきます。この先も部分的に複線化されていますが、待避のため数分停車ということはなく、うまいダイヤ作りにはなっているようです。茶屋町手前で再び高架を上り、ここで宇野線へと乗り換えます。高架駅の割にはやや狭いホーム。中央に宇野線用のホームがある2面3線の駅です。宇野線は両サイドのドアを開けて停車。関東でいうと川越みたいな感じでしょうか。

宇野線は213系2両編成。茶屋町を出るとしばらくは高架線を進みますが、ポイントを通過して上り線を渡り、高架線を降ります。かつては四国の連絡口である宇野も今は瀬戸大橋が開通してからメインルートが変わり、すっかりローカル線になってしまいました。淡々と平地を進んでいきますが、八浜というところから山間に入りトンネルで抜けます。

トンネルを抜けると小高い山もなくなり、遠く海が見えます。終点宇野に到着。以前は構内が広かったのでしょうけど、今は1面2線の小さな駅となっています。正面が港となっていて、今でも高松へ向かうフェリー乗り場として利用されています。

宇野に到着した213系。
宇野駅。ロータリーを挟み、フェリーターミナルが見えます。

宇野から就航するフェリーは直島を経由する高松行きとしない高松行き。豊島(てしま)を経由する小豆島の土庄へ向かうフェリーがあります。フェリーターミナルで乗船券を購入し、ここでも時間までしばらく散策します。フェリーターミナルからちょっと進んだところに産業振興ビルというのがあり、この先が波止場となっています。釣りを楽しむ人が大半です。

平日というのに釣り人多数。
フェリーは行き先は様々ですがよく行き来します。この船が小豆島と宇野を結ぶ小豆島フェリーです。

ここを行き来するフェリーは車も乗せられるタイプばかりです。普通に用務として利用する人が多く、私のような観光客はマレのようです。


【行程】

8.小豆島フェリー:宇野港17:30−→18:59土庄港


フェリーは港を離れ、直島を横に見て進みます。沿岸には大きな工場が見えます。高松へ向かうフェリーは寄港しますが、この船はそのまま島を眺めるだけです。さらに進むと豊島が見えてきて最初の港、家浦港に寄港します。ここで大半の人が下船していき乗ってきたのはわずか1名。やや寂しい船内となり、すぐさま出港します。そのまま豊島沿いに進み唐櫃漁港に到着します。ここから乗船する人はかなりいてちょっと賑わいます。

小豆島の土庄港に寄港するときにはもう既に日は沈みかけた時間です。小豆島は瀬戸内海に浮かぶ島では2番目に大きな島。今日はここで宿泊となります。


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